Visual Studioが遅い場合の対処方法
本記事では、Visual Studioが遅くなった場合に試してみるとよいことをまとめています。
パフォーマンスの最適化
公式ドキュメントでパフォーマンスに関するヒントとテクニックが紹介されているので、まずはこちらを試してみましょう。
ウィルス対策ソフトウェアおよびセキュリティソフトウェアの影響確認
ウィルス対策ソフトウェアやセキュリティソフトウェアは、Visual Studioの起動や動作を妨げる場合があります。一時的に無効化してみるとVisual Studioのパフォーマンスが改善する場合があります。
スマートアプリコントロールの無効化
システム要件のドキュメントによると、スマートアプリコントロールの機能を有効にするとパフォーマンスに悪影響があるようです。
Windows の機能であるスマート アプリ コントロールを開発マシンで有効にすることはお勧めできません。 "オフ" 以外の設定は、Visual Studio のパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
"オン"、"評価"、"オフ"の3つのモードがありますが、"オフ"以外の設定でパフォーマンスに影響するとのことなので、パフォーマンスに問題が生じている場合は"オフ"にしてみるとよいでしょう。
セーフモードと拡張機能の無効化
Visual Studioの拡張機能が影響してVisual Studioの起動や動作のパフォーマンスに影響を与える場合があります。セーフモードで起動して拡張機能を無効化した状態で起動することで、拡張機能の要因を切り分けることができます。
- スタートメニューから[Developer Command Prompt for VSxxxx]を起動します。
devenv.exe /safemode
を実行してVisual Studioをセーフモードで起動します。- セーフモードで起動できる場合はインストールされている拡張機能の影響が疑われるため、一つずつアンインストールしながら起動できるようになるか確認します。