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Visual Studioのサポートライフサイクル

アプリケーション開発の計画から実装、保守運用を行っていくうえで、開発に使用する製品のサポートライフサイクルを把握しておくことは非常に重要です。サポートが終了した開発環境やライブラリにはセキュリティや不具合の修正が提供されませんので、サポートライフサイクルを意識せずアプリケーション開発を行うことは、開発環境のセキュリティはもちろん、アプリケーションを利用するユーザーのシステムのセキュリティも危険に晒す可能性があります。

Visual Studioのサポートライフサイクルは、10年間のMicrosoft製品の固定ライフサイクルポリシーに従います。最初の5年間のメインストリームサポートでは、新機能、プラットフォーム更新プログラム、セキュリティ更新プログラム、機能修正プログラム、および品質改善が提供されます。後半の5年間の拡張サポートでは、セキュリティ更新プログラムのみが提供されます。製品を最も効果的かつ安全に使用するために、常にVisual Studioの最新の最も安全なリリースを使用することが推奨されています。

Visual Studio/Windowsサポートマトリクス

Visual Studioの各バージョンとサポートOSの表をまとめています。ライフサイクルに関するFAQによれば、「システム要件に記載されているバージョンより新しいバージョンのOSでの使用がサポートされている」とのことなので、各バージョンのシステム要件のドキュメントに加えてこの点を加味しています。

Visual Studioバージョンサポート終了日Windows 11Windwos 10Windows 8.1Windows 7Windwos VistaWindows XP
Visual Studio 20222032年1月
Visual Studio 20192029年4月
Visual Studio 20172027年4月
Visual Studio 20152025年10月
Visual Studio 20132024年4月○ (23H2まで)
Visual Studio 20122023年1月○ (22H2まで)
Visual Studio 20102020年7月○ (2004まで)
Visual Studio 20082018年4月○ (1809まで)
Visual Studio 20052016年4月○ (1511まで)
Visual Studio .NET 20032013年10月
Visual Studio 6.02005年9月
  • Visual StudioはLTSB/LTSCのWindowsをサポートしていません。Windows Serverはサポートしています。
  • Azure Virtual Desktopのマルチセッションなど同一コンピューター上のVisual Studioを複数ユーザーが同時に使用することをサポートしていません。
  • サポート終了日は最新のマイナーバージョンのものを記載しています。古いマイナーバージョンは上記より短い可能性があります。

参考情報