メインコンテンツまでスキップ

Visual C++再頒布可能パッケージのサポートライフサイクル

アプリケーション開発の計画から実装、保守運用を行っていくうえで、開発に使用する製品のサポートライフサイクルを把握しておくことは非常に重要です。サポートが終了した開発環境やライブラリにはセキュリティや不具合の修正が提供されませんので、サポートライフサイクルを意識せずアプリケーション開発を行うことは、開発環境のセキュリティはもちろん、アプリケーションを利用するユーザーのシステムのセキュリティも危険に晒す可能性があります。

Visual C++再頒布可能パッケージとパッケージに含まれるランタイムファイルのサポートライフサイクルは、同梱しているVisual Studioのサポートライフサイクルに従います。10年間のMicrosoft製品の固定ライフサイクルポリシーに従います。最初の5年間のメインストリームサポートでは、新機能、プラットフォーム更新プログラム、セキュリティ更新プログラム、機能修正プログラム、および品質改善が提供されます。後半の5年間の拡張サポートでは、セキュリティ更新プログラムのみが提供されます。製品を最も効果的かつ安全に使用するために、常にVisual Studioの最新の最も安全なリリースを使用することが推奨されています。

Visual C++ランタイム/Windowsサポートマトリクス

Visual C++バージョンサポート終了日Windows 11Windwos 10Windows 8.1Windows 7Windwos VistaWindows XP
Visual C++ 2015-2022 (14.30-14.49)2032年1月
Visual C++ 2015-2019 (14.27-14.29)2029年4月
Visual C++ 2015-2019 (14.20-14.26)2029年4月
Visual C++ 2015-2017 (14.10-14.19)2027年4月
Visual C++ 2015 (14.00-14.09)2025年10月
Visual C++ 2013 (12.xx)2024年4月○ (23H2まで)
Visual C++ 2012 (11.xx)2023年1月○ (22H2まで)
Visual C++ 2010 (10.xx)2020年7月○ (2004まで)
Visual C++ 2008 (9.xx)2018年4月○ (1809まで)
Visual C++ 2005 (8.xx)2016年4月○ (1511まで)
  • Visual C++ランタイムはLTSB/LTSCのWindowsをサポートしています。
  • サポートライフサイクルは付属しているVisual Studioのバージョンに準じます。

参考情報