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Visual C++再頒布可能パッケージのサポートライフサイクル

アプリケーション開発の計画から実装、保守運用を行っていくうえで、開発に使用する製品のサポートライフサイクルを把握しておくことは非常に重要です。サポートが終了した開発環境やライブラリにはセキュリティや不具合の修正が提供されませんので、サポートライフサイクルを意識せずアプリケーション開発を行うことは、開発環境のセキュリティはもちろん、アプリケーションを利用するユーザーのシステムのセキュリティも危険に晒す可能性があります。製品を最も効果的かつ安全に使用するために、常にVisual Studioの最新の最も安全なリリースを使用することが推奨されています。

バージョン毎のサポートライフサイクルの違い

Visual C++再頒布可能パッケージのサポートライフサイクルはバージョン毎に異なっているので注意が必要です。

Visual C++ 2026以降(14.50.00000以降)のバージョン

Visual C++ 2026以降のバージョンでは、Visual C++再頒布可能パッケージとパッケージに含まれるランタイムファイルのサポートライフサイクルは、同梱しているVisual Studioのサポートライフサイクルから分離されました。Visual C++再頒布可能パッケージのライフサイクルはVisual Studioのライフサイクルに依らず、モダンライフサイクルポリシーに従います。

Visual C++再頒布可能パッケージのマイナーバージョンは6か月毎にインクリメントされ、各マイナーバージョンのサポート期間は9か月となっています。また、2年毎にリリースされるマイナーバージョンは長期サービスチャネル(LTSC)として扱われ、リリースから3年間サポートされます。例えば、14.50は2025年11月にリリースされましたが、これはLTSCバージョンとして扱われ、2028年11月までサポートされます。その後にリリースされる14.51は2026年5月にリリースされ、9か月後の2027年2月までサポートされます。14.52は2026年11月、14.53は2027年5月にリリースされ、それぞれ9か月のサポート期間となります。次のバージョンである14.54は2027年11月にリリースされ、これはLTSCとして位置づけられるため3年後の2030年11月までサポートされます。

参考情報

Visual C++ 2022以前(14.49.99999以前)のバージョン

Visual C++ 2022以前のバージョンでは、Visual C++再頒布可能パッケージとパッケージに含まれるランタイムファイルのサポートライフサイクルは、同梱しているVisual Studioのサポートライフサイクルに従います。10年間のMicrosoft製品の固定ライフサイクルポリシーに従います。最初の5年間のメインストリームサポートでは、新機能、プラットフォーム更新プログラム、セキュリティ更新プログラム、機能修正プログラム、および品質改善が提供されます。後半の5年間の拡張サポートでは、セキュリティ更新プログラムのみが提供されます。

Visual C++ランタイム/Windowsサポートマトリクス

Visual C++バージョンサポート終了日Windows 11Windwos 10Windows 8.1Windows 7Windwos VistaWindows XP
Visual C++ 2015-2026 (14.50)2028年11月
Visual C++ 2015-2022 (14.30-14.49)2032年1月
Visual C++ 2015-2019 (14.27-14.29)2029年4月
Visual C++ 2015-2019 (14.20-14.26)2029年4月
Visual C++ 2015-2017 (14.10-14.19)2027年4月
Visual C++ 2015 (14.00-14.09)2025年10月
Visual C++ 2013 (12.xx)2024年4月○ (23H2まで)
Visual C++ 2012 (11.xx)2023年1月○ (22H2まで)
Visual C++ 2010 (10.xx)2020年7月○ (2004まで)
Visual C++ 2008 (9.xx)2018年4月○ (1809まで)
Visual C++ 2005 (8.xx)2016年4月○ (1511まで)
  • Visual C++ランタイムはLTSB/LTSCのWindowsをサポートしています。
  • サポートライフサイクルは付属しているVisual Studioのバージョンに準じます。

参考情報