インストールとアップグレード
.NET Frameworkの各バージョンのインストーラーへのリンクが公式ページで公開されています。
.NET Framework 4以降
.NET Framework 4以降のバージョンは複数バージョンの共存ができないので、Windowsに既定でインストールされているバージョンより古いバージョンをインストールすることはできません。また、新しいバージョンをインストールしても[Windowsの機能]や[サーバーマネージャー]上の表示はWindowsに既定でインストールされているバージョンのままとなるようです。これは、.NET Frameworkを更新してもWindowsの文字列リソースまでは置き換えていないためだと思われます。
.NET Framework 3.5
公式ページに公開されている.NET Framework 3.5のインストーラーはWindows VistaやWindows Server 2008以前のバージョン向けです。Windows 8およびWindows Server 2012以降のバージョンではWindowsの機能として有効化する必要があるので、公式ページで公開されているインストーラーは使えません。
.NET Framework 2.0未満
現在サポートされているWindowsのバージョンにはインストールできません。
バージョン間の変更点と互換性
.NET Frameworkの互換性のページでまとめています。
ロールバックする方法
.NET Framework 4以降のバージョンは複数バージョンの共存ができず、新しいバージョンをインストールすると古いバージョンが置き換えられます。これにより何か問題が起きるときは、インストールされた.NET Frameworkのバージョンをアンインストールすることでロールバックすることができます。
参考情報
https://jpdscore.github.io/blog/dotnet/ndp-upgrade-and-downgrade/